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頭皮のかゆみはミコナゾールで改善

頭皮のかゆみを引き起こす原因には外部刺激・アレルギー性刺激によって起こる接触性皮膚炎(かぶれ)やアトピー性皮膚炎、皮脂の分泌量が少なく肌が乾燥することで起こる皮脂欠乏性皮膚炎などの皮膚疾患が挙げられます。
実は頭皮の皮膚常在菌であるカビの一種(真菌)の増殖が原因で頭皮のかゆみを引き起こすこともあります。

真菌の増殖が原因で頭皮のかゆみが起こる皮膚疾患は脂漏性湿疹といい、脂漏性疾患は真菌が脂質分解の際に産生する刺激性物質が直接的な原因となります。
真菌は皮脂などの脂質を好むため頭皮の皮脂分泌量が多い人がなりやすい傾向にある皮膚疾患です。
初期段階では油性のフケが出るのが特徴であり、症状が酷くなると炎症による赤み、個人差はあるものの激しい頭皮のかゆみを引き起こす場合もあります。

脂漏性湿疹の治療は皮脂の分泌量を増やす食事やストレス、生活習慣や洗髪方法を見直すことも重要です。
頭皮のかゆみ・赤み・フケなどの症状を改善するにはまず、刺激性物質を産生する真菌の増殖を抑えることが治療の第一歩です。
そのため、皮膚科ではミコナゾールを硝酸塩の形で適用した抗真菌薬の一種であるミコナゾール硝酸塩1%配合のクリームの処方により真菌の増殖を抑える治療が行われます。

ミコナゾールは真菌の細胞膜に作用して細胞膜に必要な物質を阻害することで静菌的作用を有したり高濃度だと殺菌作用を発揮する薬剤です。
また、ミコナゾール硝酸塩は機能性シャンプーにも配合されており、国内で市販で購入できるものでは0.75%、個人輸入で手に入る海外製品だと2%の濃度のものがあります。

ミコナゾール硝酸塩配合のシャンプー・リンスはそれぞれ臨床試験でフケ症に対する高い改善効果が確認されています。
頭皮のかゆみに対してもミコナゾールのシャンプーとリンスを併用することで、試験で比較対象となったリンス基剤併用群よりも高い改善効果が得られることが確認されています。
そのため、ミコナゾール硝酸塩配合のシャンプー・リンスの併用は脂漏性湿疹が原因の頭皮のかゆみ・フケに対して有用性があると考えられているのです。

ミコナゾールの副作用について

ミコナゾールは真菌を殺菌する作用によって、脂漏性湿疹の頭皮のかゆみやフケなどの症状を改善してくれます。
塗り薬に分類されるため副作用は少ないとされていますが、人によっては赤みが生じたりかぶれたりする副作用が生じることがあります。

症状が軽い場合にはあまり心配する必要はありません。
しかし、赤みやかぶれの症状がひどくなる場合には医療機関を受診して適切な診療を受ける必要があります。
また、皮膚に塗布する際にヒリヒリとした刺激感を感じる人もいます。
この場合には特に心配する必要はありません。

ミコナゾールを使用する際のポイントは、決められた用法や用量をよく守ることです。
使用する量が多いと、かぶれたり皮膚が荒れたりしやすくなることが分かっています。
逆に量が少ないと、皮膚の角質に十分にミコナゾールの有効成分が行き渡らなくなり頭皮のかゆみなどの症状が改善しないこともあります。
また、頭皮に傷があったりひどくただれているような場合には、慎重に用いなければなりません。

ミコナゾールが配合されているシャンプーやリンスには含有率が0,75%のものと2%のものがありますが、0,75%のものの方が殺菌力は低いので頭皮に与える刺激も低めです。
極めて低い濃度なので、副作用が出る心配はほとんどありません。
2%の含有率のものは高濃度というわけではありませんが、0,75%のものに比べると濃度が高く刺激も強めになります。

高濃度のものの方が効果が高いように感じますが、殺菌作用が強いということは頭皮に良い影響を与える常在菌も殺菌してしまうこともあります。
そのため使用することによって頭皮の常在菌のバランスが代わり、症状が悪化してしまうこともあるようです。